茨城県内の交通関係ニュースを新聞から拾い集めました 

出発進行“ひたちなか海浜鉄道”
茨城交通湊線存続問題
関東鉄道のページ

 日立電鉄線の存続問題のページ


 

 

 

 

 

 

2018年5月8日 茨城新聞
 

茨城新聞
 

 

 

茨城新聞
 

2016年2月3日 茨城新聞
 

 

 

2015年11月13日 茨城新聞

2015年4月23日 朝日新聞
 

 

2012年10月28日 茨城新聞

2012年8月7日 茨木新聞

2011年6月7日 茨城新聞

2010年7月 茨城新聞
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2010年7月26日

2010年3月24日 しんぶん赤旗

2009年9月21日 茨城新聞

2009年7月17日 茨城新聞

しんぶん赤旗

2009年4月29日 茨城新聞
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2008年7月31日 しんぶん赤旗

2008年6月29日
しんんぶん赤旗 日曜版
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茨城県が作成し
高校生に配布したリーフレット
2008年3月
作成:茨城県ン公共交通活性化会議
(企画部企画課)
 5月にはすべての県立高校1年生を対象に、
通学アンケートを実施した。


★しかし、県庁に最近、県庁職員用の
立体駐車場が建設された。自家用車通勤を
奨励するような施設をつくるとは、公共交通
活性化政策と矛盾してはいないのか。

2008年4月25日 茨城新聞

2008年4月15日
茨城新聞

2008年3月10日 茨城新聞
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2007年12月19日 茨城新聞

2007年12月7日 茨城新聞


県内一斉「ノーマイカーデー」 ガソリン5万g節減
2007年12月7日 茨城新聞
1万7000人、通勤切り替え
 環境対策や公共交通の利用促進を狙って県内一斉に実施した「ノーマイカーデーいばらき」で、県は六日、約五万gのガソリン節減につながったなどとする成果をまとめた。一万七千人のマイカー通勤者が公共交通機関や自転車、徒歩に切り替えた結果で、二酸化炭素(CO2)削減効果は約百十六dとしている。

 ノーマイカーデーは十一月十六日、県と全市町村、企業百九十四社など計二百八十三団体が参加して実施。対象者約五万六千人のうち通常のマイカー通勤者は四万五千人で、このうち約四割の約一万七千人が電車やバス、自転車、徒歩ほか、相乗りによる自動車通勤に切り替えた。公共交通機関への切り替えは約四千人だった。
 通勤手段の切り替えによる効果は、一人当たりの通勤距離を片道十五`、車両の燃費一g当たり十`に設定して推計し、ガソリン節減量が約五万三百g、Co2削減量が約百十六dとなった。
 県外でノーマイカーデーを積極的に取り組んでいるのは山形(随時)、愛媛(月一日)、富山(年三日)の各県などで、特に香川県は週一日の割合で実施している。
 県内一斉ノーマイカーデーを主催した県公共交通活性化会議(会長・橋本昌知事)は来年度以降、年間の実施回数を増やす方針。県交通対策室は「自主的な公共交通利用が広がる意識啓発にも努めたい」としている。

2007年11月8日 茨城新聞
詳細は
茨城県企画部企画課交通対策室のサイトで

2007年4月18日 茨城新聞

2007年4月17日 茨城新聞
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2007年2月26日 茨城新聞
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2007年1月19日 茨城新聞
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2007年1月10日 朝日新聞
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2007年1月8日 茨城新聞
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2007年1月8日 茨城新聞
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2007年1月6日 朝日新聞

2006年12月26日 茨城新聞
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2006年12月9日 朝日新聞

2006年9月2日 茨城新聞
    湊鉄道:廃線の危機 
   ひたちなか市、財政支援視野に
 

 ひたちなか市を走る茨城交通(本社・水戸市)の湊鉄道(勝田−阿字ケ浦、14・3キロ)の存続が危ぶまれる状況にある。ひたちなか市は昨年12月、同社から経営状況が厳しいため08年3月で廃線にする意向を示された。

 これを受けて市は今年6月、商工会議所や自治会、沿線の学校などがメンバーの「湊鉄道対策協議会」(会長・本間源基市長)を発足させ、利用活性化方策について検討。水戸市へ通学する高校生らにアンケートを実施したり、湊鉄道を活用したイベントの開催などを決めている。

 湊鉄道は1913年開業。通勤通学や阿字ケ浦海水浴場への足となってきた。だが、マイカー利用や少子化の影響などで利用客が減少。同社がひたちなか市に提出した資料によると、利用客は01年は約90万人だったが、この4年で約20万人も落ち込んだ。営業利益は04年は5300万円、05年は3700万円の赤字で、89年からの累積赤字は約4億円にのぼる。本間市長は「存続させるため協議している」とし、財政支援も視野に存続を目指している。【長野宏美】

     毎日新聞 2006年9月3日

朝日、讀賣、産経など各紙も報道

2006年7月27日 茨城新聞
04年度 県内公共交通の輸送人員 全国上回る減少率
 県内の公共交通による輸送人員が全国を上回るペースで年々減り続けていることが二十六日、分かった。公共交通機関の活性化などを目的に、同日開かれた県公共交通活性化指針策定委員会(委員長・石田東生筑波大大学院教授)の第一回会合で明らかにされた。

 県企画課交通対策室のまとめでは、県内の高速バスを含む乗り合いバスの輸送人員は、一九六九年度の二億三千四百万人をピークに減少し、二〇〇三年度に四千五百万人、〇四年度には四千二百万人と、ピーク時の約18%にまで落ち込んだ。
 全国の数値を見ると、六九年度の百億七千四百万人をピークに〇四年度は四十三億三千五百万人に減少しているが、ピーク時の約43%にとどまっており、本県の減少率が際立つ。
 鉄道は、JRが常磐、水戸、水郡の三線(JR常磐線は取手−福島県新地間、他は全線)合計で、〇三年度が輸送人員一億二千七百六十八万三千人、〇四年度が一億二千五百九十六万人。その他の民鉄は、関東鉄道常総線、同竜ケ崎線、茨城交通湊鉄道線、鹿島鉄道線、大洗鹿島線、真岡線の全線が、〇三年度以降三年連続で輸送人員が減少した。
 タクシーは、七二年度の三千七百万人を最高に、〇三、〇四年度と千六百万人で七二年度の43%に減った。全国の数値を見ると、七〇年度の四十二億八千九百万人をピークに〇四年度は二十二億四千四百万人に減少しているが、ピーク時の52%にとどまっている。
 公共交通の輸送人員減少は全国的な傾向だが、本県の減少率が高い理由について県交通対策室は、可住地面積が全国で四番目に広く、人口が分散しているため輸送効率が悪くなることや、高齢者と子どもが近くに住んでいる割合を示す「高齢者近住率」が83・3%(〇一年)と全国一位で、車による送り迎えが定着、習慣化していることなどが考えられると分析している。

2006年7月22日 茨城新聞
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2006年7月24日 茨城新聞
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減り続ける県内バス路線 生活の足確保課題
2005年12月31日
        ■本年度 45系統175`が廃止 届け出制後、最多・最長
 県内の民間バス路線は本年度に、四十五系統(ルート)、総営業キロで百七十五・七`の廃止が決定している。これは道路運送法の改正でバス路線の廃止が許可制から届け出制に変わった二〇〇二年度以降で最多、最長。さらに二〇〇六年度は十七系統、六十九・四`について、廃止を前提に関係者が協議している。新規開業の路線(系統)もあるため、減る一方というわけではないが、お年寄りら交通弱者の生活の足確保へ行政の課題は多い。

 バス路線の廃止は〇二年三月の道路運送法改正で許可制から届け出制に変わり、六カ月前に届け出れば廃止できるようになった。ただし、県、市町村、国土交通省関東運輸局茨城陸運支局、バス事業者で構成する県バス対策地域協議会(会長・橋本昌知事)が、廃止の一年前より早い段階から代替交通の確保を検討しており、その結果、事業者の変更や減便で対応したり、国や県、市町村の補助で継続されることもある。
 県企画課のまとめでは、廃止されたのは〇二年度が二十五系統六十六・二`、〇三年度が二十七系統百四・一`、〇四年度が十四系統九十・一`。本年度は〇二年以降で最多、最長の四十五系統百七十五・七`の廃止が決まっている。
 さらに来年度は十七系統六十九・四`を協議。地域別に見ると県南−県西間が一系統、県西が一系統、県南が六系統、県北が二系統、鹿行が七系統となっている。
 道路運送法改正から本年度末までに廃止となるのは計百十四系統四百三十九・五`。新しい路線(系統)もできているため民間バスが減る一方というわけではないものの、つくばエクスプレス(TX)開業の影響が高速バスの利用客減少につながっている面もあり、県企画課は「バス事業者を取り巻く環境は厳しくなっていくことが予想され、路線(系統)の減少傾向は今後も続く可能性が高い」とみている。
 廃止された路線(系統)の一部については、市町村がスクールバスやコミュニティーバス、乗り合いタクシーなどを運行し住民の便宜を図っているケースもある。ただし費用の問題もあり、高齢化が進む中で、交通弱者の生活の足をどう確保していくかが課題になっている。
      
 水郡線めぐる利用促進運動 車両増結や団体旅行企画

                  2005年11月21日 茨城新聞


 県北西部地域の「足」であるJR水郡線をめぐり、今年に入って沿線住民を中心に利便性を高めようとする動きが活発化している。高校生がサミットを開いて車両の増結などを訴え、地元住民らは百人規模の団体旅行を企画した。日立電鉄線の廃線を背景に、地域住民が身近な公共交通機関の利用価値を再認識し始めた。(報道部・赤城弘徳)

 十月に那珂市後台の県立那珂高校で開かれた「高校生水郡線サミット」。沿線の高校から生徒ら約七十人が参加し、通学時間帯の混雑状況や車内マナーなどについて、二時間半にわたって意見を交換。「通路には座らない」「携帯電話は利用マナーを守って」「化粧したりごみを散らかしたりしない」などと訴えた。
 サミットは、日立電鉄線の存続を求めて活動していた「日立市−常陸太田市間の鉄道の復活を求める高校生徒会連絡会」が主催。小室早紀子会長(県立佐竹高三年)は「心地よく列車を利用できれば、また乗ろうという気になるはず」と話す。
 事前に高校生から寄せられた声を踏まえ、ラッシュ時の車両の増結などを求める要望書をJR水戸支社に郵送した。また、後台駅の駐輪場の拡張を求め、同駅を利用する生徒が多い那珂高と水戸農高の生徒会などの連名で、今月中に市と市議会に要望書を提出する。

 サミットが開かれた翌朝、「みんなで乗ろう水郡線の会」の一行が福島県に向けて、那珂市の南酒出駅を出発。地元住民ら百人が、日帰り旅行を楽しんだ。家族四人で参加した片岡耕雲さん(55)は「のんびりした旅ができた」と喜んだ。
 「水郡線の会」は今年、南酒出駅周辺の住民有志が立ち上げた。同会は「水郡線をもっと利用しよう」と呼び掛け、春と秋の年二回、日帰り旅行を企画。参加者からも好評で、来年以降も続ける予定だ。
 同会の役員は「日立電鉄線のように水郡線がなくなったら、車を運転できない子どもや体の不自由な人にしわ寄せがいく」と危機感を募らせる。

 JR水戸支社によると、水郡線の旅客輸送量はここ数年、ほぼ横ばいで推移。同支社管内の営業路線で、水郡線は営業キロ比率で約三割を占めるが、収入比率は約2%しかなく、収支の改善策が課題となっている。
 高校生から出された車両増結などの要望について、同支社は十二月上旬に代表者と懇談し、回答する方針だ。

学校枠超え公共交通考える 高校生水郡線サミット

2005年10月16日 茨城新聞
県北の公共交通を考える「第一回高校生水郡線サミット」(日立市〜常陸太田市間の鉄道の復活をもとめる高校生徒会連絡会主催)が十五日、那珂市の県立那珂高で開かれ、通学の足である水郡線の利便性向上をJR東日本に求める要望書を採択した。また、迷惑行為となっている車両通路への座り込みや車内での化粧など、高校生の乗車マナーの改善を各生徒会に呼び掛け、マナーアップを図ることも決めた。

■利便性向上求め要望採択 マナー改善呼び掛け 那珂高会場
 サミットは、日立電鉄線の存続運動を進めてきた同連絡会(会長・小室早紀子佐竹高生徒会長)が、水郡線の利便性を高め公共交通問題への関心を高めようと開いた。
 連絡会加盟の佐竹、太田二両校のほか、那珂、大宮、山方商、大子一、水戸二、鹿島鉄道沿線中高生徒会連絡会(かしてつ応援団)事務局の小川高など、九校の高校生五十六人と市民約二十人が参加した。
 電鉄線が廃止されたことについて、小室会長は「存続運動を通じ、勉強だけでは学べない多くのことを学んだ。電鉄線がなくなり高校生、交通弱者に影響が出ている。通学には公共交通機関が必要」と水郡線の重要性を訴えた。
 学習会では、国井浩一JR水郡線大子営業所長が「水戸支社管内に占める水郡線の営業`比率は31%。しかし収入比率は2%と低い。輸送量も横ばいで、収支の改善と輸送量の減少を食い止めるのが課題」と報告。鉄道問題に詳しい宇都宮浄人さんは「地方鉄道の現状と課題」と題し、「自動車交通だけでは限界がある。海外や日本でも地方鉄道の再生が始まっている。国、自治体も鉄道を公共財として援助する傾向にあり、将来を意識した地域住民の運動が大切」と述べた。
 連絡会では県北の十九校二千四百人を対象に実施したアンケート結果を踏まえ、水戸・常陸太田・常陸大子三駅の早朝発の列車三本の車両増結、後台駅駐輪場の拡張などを求める要望書を、大塚陸毅JR東日本社長に提出することを決めた。
 また、高校生の乗車マナーの低下が問題となっていることから、@車両と車両の連結部に乗らないA車両通路や優先席に座らないB携帯電話のルールを守るC車内で化粧したりごみを捨てない−などを、県北の高校生徒会に「訴え文」として周知し、乗車マナーの向上を呼び掛ける。次回サミットは来年七月三十日に開かれる。

 



 2005年10月14日  朝日新聞








 日立電鉄線が今春廃止されるなど県内の私鉄が苦境に立たされている。関東鉄道竜ケ崎線も例外ではないという。このため龍ケ崎市は学者や市民代表を加えた「竜ケ崎線ルネサンス会議」(仮称)を立ち上げた。11月初旬に初会合を開く。

 同会議は、竜ケ崎線が抱える課題や役割を整理すると同時に、市民の足を確保しながら、これを利用した街づくりを考え、同市の活性化を目指すのが狙いという。

 竜ケ崎線は1900年に開業した県内ではもっとも古い私鉄。だが、JR常磐線佐貫駅と竜ケ崎駅を結ぶわずか4・5キロの単線鉄道だけに、最近は乗降客の減少に歯止めがかからない。40年前の65年度には年間270万人が利用したが、03年度には110万人に減少。特に定期券客が225万人から59万人に激減した。マイカー通勤が増える一方、市内の高校生の通学利用が減っているのが主な原因だという。

 この間、同鉄道も全国に先駆けて車掌を廃止したり、列車本数を1日50本から80本に増発したり、新型車両を導入し、自転車の持ち込みを可能にしたりして営業努力を続けてきた。営業係数は96で、かろうじて黒字だが、乗降客の減少傾向が続けば経営危機は避けられないという。

 このため市も、「市民の足を確保するためには今から何らかの対策を」と国の「都市再生モデル調査」事業に応募し、このほど採択された。

 計画では、市民代表(公募)、商工会、青年会、流通経済大学、交通の専門家や関東鉄道を加えたメンバーで「竜ケ崎線ルネサンス会議」を開催。市民アンケートも実施し、単なる存続だけでなく、竜ケ崎線を活用した街づくりのために知恵を出し合う。今年度中に一定の方向を出し、実現可能なものから実施、地方鉄道再生モデルを目指すという。

地元の駅≠守れ 「みんなで乗ろう水郡線の会」発足 
2005年4月17日 茨城新聞

 「駅は街の玄関口」を合言葉に、那珂市のJR水郡線南酒出駅周辺の住民有志が「みんなで乗ろう水郡線の会」を立ち上げた。水郡線の利用客が減り、将来駅が閉鎖される憂き目にあわないよう、地域全体で駅を守ろうという試みだ。3月下旬には水郡線の日帰り旅行を企画し、参加者かrも好評。 

しおさい散策フリーきっぷを発売 茨城県内3鉄道の共通フリーきっぷ 
2005年3月18日から
  茨城交通・鹿島臨海鉄道・JR東日本水戸支社の3社共通フリーきっぷが3月18日から通年販売される。
茨城交通湊線の鉄道全区間、那珂湊駅−アクアワールド間のバスク間、大洗町内周遊バス全区間、鹿島臨海鉄道水戸−大洗間、JR常磐線水戸−勝田間が乗り降り自由で1枚900円(子ども450円)。大洗町内の各施設で有効の特別割引券付き。

「筑西市」祝い SL重連運転 真岡鉄道 
2005年4月3日 朝日新聞
  3月28日に下館市と関城、明野、協和3町が合併して誕生した筑西市を祝い、真岡鉄道と真岡線SL運行協議会が2日、SLを2両つなげて走る重連運転をした。

水郡線開通70周年 旧列車でそばの里≠ヨ 観光活性化や集客力向上へ
2004年9月16日 茨城新聞
 JR水郡線が全線開通から今年で七十周年を迎えることから、JR東日本水戸支社は沿線の市町村などとタイアップし、十一月一日から来年一月三十日まで「常陸秋そばの里・奥久慈をゆく」と題した記念キャンペーンを行う。期間中、旧型車両による臨時列車の運行やそば店開設など多彩なイベントを繰り広げる。水郡線は近年、少子化の影響などで利用客の減少が続いており、キャンペーンを通して、観光活性化と集客力アップを目指す。
 水郡線は一九三四年十二月四日に水戸駅−安積永盛駅間の百三十七・五`が全線開通した。昨年、一日当たりの利用客が一万人強にとどまった。十年前に比べると18%の減少と減少傾向が顕著になっている。
 「地元の人や自治体と一緒になって観光活性化ができないか」(水戸支社)と、七十周年に合わせて記念キャンペーンを企画、水郡線のPRに乗り出すことになった。
 キャンペーンは沿線の名物「常陸秋そば」を前面に打ち出す。十二月四、五の両日は、大子町の協力で常陸大子駅舎内に「常陸秋そば店」を開店。同町のアマチュアグループが約二百食を提供、七十周年にかけて七十円で販売する予定だ。
 また、水戸支社はキャンペーン期間中に沿線のそば店と提携、割引などの特典も用意する。
 臨時列車は、八三年に廃止された旧型客車オハ47形を使った「快速奥久慈レトロ号」を十一月六、七日に、八五年に廃止された“国鉄カラー”のキハ58形を使った「なつかしの急行奥久慈号」を十二月四、五日にそれぞれ運行する。
 大子町は「十一月六日と十二月四日は地元のアマチュアによる太鼓のイベントを企画している。町を挙げてやりたい」と歓迎ムードだ。
 ほかにも沿線町村と共催の「駅からハイキング」や、グリーンふるさと振興機構とタイアップした「グリーンふるさと体験ツアー」などキャンペーン期間中は企画がめじろ押し。
 「ハイキングの客が目につく」(大子町企画課)と、手軽な観光スポットとして注目を集めつつある水郡線沿線の集客力アップを狙い、水戸支社は「東京周辺でPRしていきたい」としている。

舟運で栄えた町「那珂湊」めぐり 参加者を募集 茨城交通那珂湊駅
2004年9月8日・茨城新聞
 茨城交通那珂湊駅は、「舟運で栄えた『那珂湊』町めぐりハイキング」を10月11日に実施、参加者を募集している。
同ハイキングは同駅からひたちなか市の那珂湊地区を巡る。講師は建築文化史家の一色史彦氏と建築写真家の松浦正夫氏。参加費は500円。定員は20人。申し込み締め切りは10月1日。申し込みはハガキかFAXで。〒311-1225 ひたちなか市釈迦町22−2 茨城交通那珂湊管理駅「ハイキング係」 029(262)2361
FAX029(262)3183
 
舟運で栄えた町を知ろう 茨城交通那珂湊駅 ハイキングに18人参加
2004年6月22日 茨城新聞
 舟運で栄えた町「那珂湊」を歩き、町をもっとよく知ろうと、茨城交通那珂湊駅主催の「町並みめぐりハイキング」が、那珂湊駅を起点に約3`のコースで行われた。
 18人が参加し、建築文化史家の一色史彦氏と建築写真家の松浦正男氏を講師に、町並みを見学した。

鹿島臨港線貨物輸送量 20年ぶり30万d台 工業地帯の校長を反映
2004年6月24日・茨城新聞
 鹿島臨海鉄道の貨物輸送量が20年ぶりに年間30万dを上回ったことが、23日までの同社のまとめで分かった。同社は鹿島臨海工業地帯のJR線を結ぶ鹿島臨港線で貨物輸送を行っている。輸送量の増加は、各企業が事業所お統合や国外向け輸出の伸びから増産体制に入るなど、同工業地帯小好調ぶりを反映したとみられる。

ネットに「食鮮館」開店 第1弾 干物販売を開始 鹿島臨海鉄道
2004年6月8日・茨城新聞
 鹿島臨海鉄道は今月から、インターネット上で「かりんちゃんのこだわり食鮮館」を開店した。大洗鹿島線沿線の特産品や名物など安全で安心な商品を販売する計画で、第1弾として「大洗特選ひもの」を売り出した。
 購入は、大洗鹿島線鉄道楽天市場支店へ。

車内用案内図 100部限定販売 鹿島臨海鉄道

2004年5月・茨城新聞
 鹿島鉄道は、大洗鹿島線の車内に掲示する沿線案内図をリニューアルし、一般向けに百部を限定販売している。沿線案内図は水戸から鹿島神宮駅まで16駅を案内し、沿線の代表的な観光地や施設のイラストを盛り込んだ。デザインは水戸市在住の切り絵作家、大塚義成さんが手がけ、「アーティスティック・レールウェイ・ガイドマップ」と名付けた。
 頒布価格は1部2000円。詳しくはインターネットショップの大洗鹿島線鉄道楽天市場支店、または同社企画開発部(029-267-5200)

35年ぶり新型機関車 鹿島臨海鉄道
2004年4月10日
 鹿島臨海鉄道は今月から、神栖町の鹿島東部コンビナートと鹿嶋市のカシマサッカースタジアム駅を結ぶ貨物路線・鹿島臨港線に新型機関車を導入した。同社は今年、創業から35周年を迎えた。新たな機関車の導入は創業以来となる。
 鹿島臨港線は全長薬19.2`の貨物用路線で、主に同コンビナートからのコンテナ貨物などを運ぶ。同スタジアム駅からJR線で全国に送られる。同社の貨物運輸収入は、2000年度の約3億3600万円から02年度は約4億4400万円に増えている。

真岡鉄道SL10周年で記念列車運行 下館駅でイベント
2004年3月28日・茨城新聞
 真岡鉄道(下館市−栃木県茂木町)のSL運行十周年記念列車が二十七日、JR水戸線小山駅始発で運行され、沿線に多くの鉄道ファンが集まった。
 水戸線に乗り入れたSL「C11」は、小山駅でセレモニーを行い、結城駅を経由し、記念弁当の販売などでにぎわう下館駅に。水戸線ホームに到着したSLを「下館若囃太鼓会」が和太鼓で歓迎。乗客には、今月発売されたばかりの新名物「波山の鳩杖最中(はとづえもなか)」が配られた。
 出発前に、早瀬弘文君(下館小四年)、栗林莉那さん(同)と蓼沼誠剛君(中小四年)が機関士と車掌らに花束を贈呈。「C12」が列車に連結し、前後にSLの付いた重連運転で栃木路に出発した。
 記念列車は二十八日も運行する。前売りの乗車券はすでに完売している。

水郡線11駅を花いっぱいに 活性化対策研究会 2000鉢を贈呈
2004年3月23日・茨城新聞
 水郡線の各駅をきれいな花で飾ろうと水郡線活性化対策研究会(益子一雄会長)はこのほど、フラワーポット二千鉢の花を水郡線の有人十一駅に贈呈。久慈郡大子町の大子駅では「水郡線フラワー贈呈式」が行われた。
 地域住民のマイレール意識の高揚事業として行っている同贈呈式にはJR東日本水戸支社、近隣町村、観光協会などの関係者ら二十人が出席。ミスグリーンふるさとの鴫原わかばさん、菊地亜矢子さん、篠塚友里江さんから、フラワーポットに植えられたデージーやキンセンカなどが、JR東日本水戸支社の高橋正人総務部企画室長や同社の藤田富男水郡線営業所長、柳橋茂常陸大子駅長に渡された。
 この後、大子駅前ではミスグリーンらがフラワーポットや花の種、観光ガイドなどを駅利用者に配布した。
「かりんちゃん」よろしく 鹿島臨海鉄道 新キャラクター
イメージ向上へ今春登場

2004年3月8日・茨城新聞
 鹿島臨海鉄道は今春、新たなイメージキャラクターとして「ハッピーポイント・かりんちゃん」を採用し、鉄道のPRチラシなどに登場させる。「かりんちゃん」は、県内外で活躍する水戸市在住のきり絵作家、大塚義成さんが小学6年生の女の子を想定してデザインした。
 イメージキャラクターは、社章と大洗鹿島線のロゴマークに次ぐ同社の象徴として、利用客などに印象付けるのが狙い。

  鉄道メルマガ創刊 鹿島臨海鉄道 豆知識など掲載  04年1月16日・茨城新聞より
 8日からメールマガジン「鉄道トリビア(鉄道豆知識)」の発行を開始。創刊号は522人に送信した。割引チケットや沿線のイベント情報、鉄道に関する豆知識などを掲載。毎週木曜日に発行。
 メールマガジンの購読申し込みは http://www.mag2.com/m/0000123734.htm へ。
 またインターネットサイト「大洗鹿島線鉄道楽天市場支店」を開設した。アドレスは
  http://www.rakuten.co.jp/tetsudou/

      初もうで割引切符発売 鹿島臨海鉄道  03年12月27日・茨城新聞より
 大洗磯前神社と鹿島神宮の初もうで客に配慮した運行車両の変更や割引切符の発売を行う。1月10日まで各駅で販売する。

       真岡鉄道 走るミニSL発売  03年12月20日・茨城新聞より
 04年にSL運行10周年を迎える真岡鉄道は、SLのミニチュアモデル「シュッポくんでGO」を発売。価格は千円。申し込み、問い合わせは真岡鉄道総務課(0285-84-2911)。

            70歳SLが記念運行   03年12月2日・茨城新聞より
 真岡鉄道のSLが製造から70年を迎え、「70歳記念号」が1日に運行された。真岡線SL運行協議会が招待した、県内外の70歳以上の高齢者や210人がSLの旅を楽しんだ。

    水海道以北廃止の不安 近代化計画、不透明のまま
        つくばエクスプレス開業と常総線への影響
            03年8月1日・茨新聞
 一瞬、まるで別々のてつどうかと勘違いしてしまう。
 関東鉄道常総線水海道駅。4両編成のスマートな車両が出発を待つ。ホームを挟んでその隣には1両だけの、ローカルな風情漂う車両が留まっている。4両は取手行き、1両は下館行き列車だ。
 常総線取手−下館間の約51q中、3分の1が複線で残りは単線。その分岐点となるのが、水海道駅。水海道−下館間の輸送密度は取手−水海道間の10分の1以下。収入の割合で見ると9割が水海道以南で、水海道以北は1割に過ぎない。
 「つくばエクスプレスが開通して関東鉄道の経営を圧迫すれば、常総線の不採算路線である下館−水海道間は廃止されるのではないか」。開業が迫るにつれ、同区間内になる沿線自治体の不安はますます深まっていく。
 常総線沿線を中心とした14自治体関係者でつくる常総地域振興促進期成同盟会。12年前に結成され、TX開業の効果を念頭に、合わせて常総線の「近代化」を図ろうと活動してきた。
 近代化とは「全線複線化と電化
で、TXとの相互乗り入れの大前提となる。同会は関東鉄道に対し、毎年のように要望を行ってきた。
  以下略

     渋滞解消へ本格始動 つくばのTDM実証実験
        03ン年8月1日・茨城新聞
 つくば市が関東鉄道とともに取り組んでいる「交通渋滞マネジメント(TDM)」実証実験が国土交通省の認定を受け、9月から本格的に始動する。市内3コースで小−中型のノンステップバス(低床バス)5台を運行し、携帯電話へ位置情報、ダイヤ情報などを提供できるようにする。燃料に圧縮天然ガス(CNG)を使ったバスも運行させ、環境への影響も調べる。

     全線で65歳以上フリー定期発売 日立電鉄75周年記念
         03年7月30日・朝日新聞
 日立電鉄は8月1日から、鉄道開業75周年記念乗車券・入場券と、65歳以上全線フリー定期券「よかっぺ65」を発売する。
 乗車券は、旧型電車が印刷されている。5枚1セットが千円。入場券は常北太田駅から鮎川駅までの12駅舎が印刷され、1セット(12駅)が1920円。いずれも千セットずつの限定販売で、値段は消費税込み。
 定期券「よかっぺ65」は、満65歳以上の人が対象。初回購入時のみ年齢が確認できる住民票などと定期券張り付け用写真が必要。1ヶ月6千円、3ヶ月1万5千円、6ヶ月2万5千円。問い合わせは日立電鉄鉄道部(0294-52-5147)

    SLで親子向けイベント 真岡鉄道「こども冒険列車」運行
         03年7月22日・茨城新聞
 真岡鉄道は毎週末走らせているSLを使い、親子向けを中心とした夏休みのイベントを実施する。
 「こども冒険列車」は26日、8月3日、9日、16日、23日の各日実施。ツインリンクもてぎ(茂木町)内で自然に触れる。定員は親子20組。料金は大人4千円、子ども3千円(下館駅から)。
 「SO教室」は、24日、8月7日、21日の午後0時50分から1時50分まで茂木駅構内。SLの名称や仕組みを学ぶ。参加無料。8月2日には、「君もSL博士になろう!」と題し、親子体験学習としてSL教室の上級版を実施する。参加費千円。
 C11とC12のSL台を連ねる「重連運転」は8月10日、9月15日に行う。また「夜行列車」を7月26日に運行。栃木県何の真岡−茂木駅間を、午後5時31分真岡駅発で往復する。
 申込、問い合わせはSL運行関係が真岡鉄道0285(84)2911、イベント関係は真岡線SL運行協議会0285(82)9151へ。

     鹿島臨海鉄道 2期連続の黒字 オリジナル商品など好調
           03年7月15日・茨城新聞
 鹿島臨海鉄道は14日までに、2002年度の第34期決算で全事業営業利益が2期連続の黒字になったと発表した。
 02年度の全事業営業利益は、前期より2348万円増加の4062万4千円。事業別で見ると、オリジナル商品販売などの付帯事業部門の収入が前期より1619万7千円増加し、2億2740万1千円で、4076万7千円の黒字。鉄道事業部門は、前年度に比べ2631万1千円減の13億4516万3千円の収入で、大幅な経費削減などを行ったが、14万3千円の赤字となった。
 今回の決算によると、鉄道の旅客部門で、Jリーグ観戦客の列車利用を推進するため試合終了後に20分おきの臨時列車を2本増便したほか、アクアワールド県大洗水族館の利用者の促進、学校の校外学習の利用促進などを積極的に図った。インターハイでは沿線で女子バレーボール、柔道、サッカーの競技が行われ、約千人の輸送人員があるなど、少子化に伴う通学定期の減少や貨物収入の減少などを補い、経費削減にも努めた。
 付帯事業は、オリジナルチョロQ「くるっぴーサッカー号」、「アクアワールド大洗号」の発売、オリジナル健康クリアファイル「かりん」などのオリジナルグッズの開発、販売に努め、黒字を維持した。
 長嶺家光副社長は「収益の確保と共に、経費節減にも努め、2期連続の黒字を達成することができた。第三セクター鉄道の経営が厳しい中で、今期は3700万円の法人税を納めることができた」と話している。

     循環バス、7月から運行 牛久市 交通が不便な地域解消
            03年6月23日・茨城新聞
 牛久市は7月1日から、コミュニティバスの運行を開始する。交通が不便な地域の解消などが主な狙いで、地域に密着した“市民の足”として期待される。
 市は2000年度から、市民各層の意見を聞く懇話会やアンケートを実施し、道路交通事情の調査に乗り出すなど、コミュニティバス導入に向けて検討を重ねてきた。
 バスの愛称は「かっぱ号」。市民公募の127点から選ばれた。運行ルートは、市役所やJR牛久駅など公共施設を中心とした計9コース。運行は関東鉄道に業務委託し、29人乗りの中型バス5台で巡回する。運行時間は午前8時頃から午後5時頃まで、運賃は1回の乗車につき100円。小学生と障害者は50円、未就学児は無料。

      夏 ビールでGO!! 日立電鉄「ビア電」運行開始
             03年6月28日・茨城新聞
 夏の走る居酒屋として定着した日立電鉄のイベント電車「ビア電日立号」が25日、運行を開始した。
 この電車は会社員の帰宅に合わせ、午後6時11分に大みか駅を出発。鮎川駅まで行った後に戻り、田園地帯を走り、常北太田駅へ。午後8時に大みか駅に戻る。今年は6年目で、車内に古い駅舎などの写真を展示、関係者は「昔の思い出話でもつまみに」と話す。
 運行日は9月12日まで毎週水、木、金曜日。予約制で、料金は生ビールのほか、サワー類や日本酒など飲み放題で男性3000円、女性2000円。20人以上の団体は貸切も可能。申込は前日午前10までに日立電鉄鉄道部0294(52)5147へ。

       SLキャラクター愛称決まる  03年6月
 真岡線SL運行協議会が募集していたSLキャラクターの愛称がこのほど決まった。男の子をイメージしたC11が「シュッポくん」、女の子をイメージしたC12が「ポッポちゃん」と名付けられた。
 同協議会によると、この愛称での応募者は16人おり、抽選で入賞者が決まった。応募は、全国から1798点合った。

    広がるラッピングバス 新収入源期待し5社導入
         03年4月18日・茨城新聞
 乗合バスの車体を広告媒体とする「ラッピングバス」が県内でも増えてきた。規制緩和を踏まえ、歯止めがかからない乗客減に悩むバス会社が新たな収入源を求めて導入。「走る広告」の高架に期待も高く、人目に付きやすい都市部を中心に普及が進みそうだ。

    茨城交通が、湊鉄道90周年記念切符を発売
       鉄道ジャーナル・03年4月号
 茨城交通は前身にあたる湊鉄道が開業して今年で90周年を迎える。これにあわせて記念切符を作成した。
  ○湊鉄道90周年記念乗車券 900円  ○湊鉄道リレーきっぷ 1200円
  ○湊鉄道全線硬券入場券 1200円
 那珂湊駅で発売中。郵送申込は、〒311-1225 ひたちなか市釈迦町22-2茨城交通那珂湊管理駅「記念切符」係(029-262-2361)へ。

    環境問題知って、児童図書を寄贈 鹿島臨海鉄道
        03年3月27日・朝日新聞
 鹿島臨海鉄道は26日、水戸市三の丸1丁目の県立図書館に児童図書を寄贈した。「わたしにもできるリサイクル」全4巻など、環境問題をわかりやすく説明した17冊。同館1階「こどもとしょしつ」に置かれる。
 同社は昨年7月からコトし月まで、オリジナルのクリアファイル「かりん」4千枚を売り、売り上げの25%にあたる20万円を寄付基金とした。同館のほか、岩井市の県自然博物館や、鹿島臨海鉄道の大洋駅で環境美化のボランティア活動をしている大洋生活学校など、環境や健康にかかわる施設や団体に寄付するという。
 「かりん」は、鹿島臨海鉄道の水戸駅8番線と大洗、新鉾田駅売店で、1部200円で販売している。来年度以降も新しいデザインで「かりん」を販売し、寄付活動を続ける。

   100円バスで渋滞緩和 つくば市9月から実証実験
        03年3月17日・朝日新聞
 つくば市は今年9月から、交通需要マネジメント(TDM)実証実験を始める。05年10月予定のつくばエクスプレス(常磐新線)開業に伴い、新駅を中心にマイカーによる渋滞が懸念されていることから、利用者にもっとバスを使ってもらい、渋滞による排ガスを減らして環境保護につなげるのが狙い。新線開業後は、市が福祉目的で走らせている無料の「のりのりバス」に代え、TDMの結果を踏まえて油量のコミュニティバスを走らせる計画だ。

 日立電鉄に「金砂大田楽」のボディマーキング車両がお目見え
       03年3月16日・茨城新聞
 東・西金砂神社の金砂田楽に登場する猿田彦をデザインしたボディーマーキング車両がお目見え。31日まで常北太田−鮎川駅間を1日4〜5往復する。金砂大祭礼のPRの一環として、日立水戸エンジニアリング(本社・ひたちなか市)が企画。同社は。業務の一つとして車やバスの車両マーキングなどを行っていることから、PR電車を1両製作した。

 サッカー観戦回数券、開業記念入場券も 鹿島臨海鉄道で発売
      03年3月15日・茨城新聞
 鹿島臨海鉄道は15日から、従来より割引率を引き上げた4枚つづりの大洗鹿島線・サッカー観戦回数乗車券を発売する。14日からは開業18周年を記念し同線全駅の入場券セットも発売。価格は2300円。1000部発売。購入は通信販売、または大洗、新鉾田両駅の窓口。詳しくは同社旅客営業部営業促進室 029(267)5200

    猿島町支援、路線バス存続 年35万円補助
      03年3月12日・朝日新聞
 猿島町は町内で路線バスを運行している「昭和観光自動車」(三和町、小林章社長)と、年間約350万円を補助することで合意し、同町と境町を結ぶ巡回路線バスが存続することになった。三和町を含む3町の路線バスについて、同社は2月いっぱいで休止を表明していた。
 町にはほかに路線バスはなく、「町民の通学や通院などの交通手段がなくなる」(町企画財政課)ことから存続を求めていた。運行は平日のみで1日4便。

   魅力ある駅名付けて つくばエクスプレス アイデア募集
           03年2月25日・茨城新聞
 県はつくばエクスプレス(常磐新線)の県内6駅の駅名を募集する
 募集するのは@守谷駅A伊奈谷和原駅B萱丸駅C島名駅D葛城駅Eつくば駅(いずれも仮称)−のネーミング。県は応募案を踏まえ、各駅一つの駅名案を決定。つくばエクスプレス運営の第3セクター首都圏新都市鉄道株式会社に推薦する。締切は3月9日。 (以下省略)

    つくばエクスプレス沿線サミット レールが結ぶ活性化 
      住民主導、都内で600人参加   03年2月19日・茨城新聞
 2005年秋に開業予定のつくばエクスプレス(常磐新線)の沿線住民が連携し、豊かで明るいまちをつくろうと、「つくばエクスプレス沿線サミット」(松倉久幸会長)が18日、東京都内のホテルで開かれた。初めての開催で、関係4都県から約600人が詰めかけた。大会では「人、物、情報の流れを活用し、魅力的なまちづくりに取り組み、産業の発展に努める」とするサミット宣言を採択した。 (以下省略)

    真壁・りんりんロード 沿道の桜16本また切られる
            03年2月11日・朝日新聞
 土浦−岩瀬を結ぶ筑波自転車道「りんりんロード」沿いの、真壁町内の桜の木16本が8日夜、何者かによって切り倒された。付近の町民らが3年前から植えていたもので、これまでにも250本以上が被害を受けた。「信じられない」「ひどい」。桜を植え続けてきた人たちからは、悲しみや憤りの声が上がっている。真壁署は器物損壊の疑いで捜査している。 (以下省略)
  *「りんりんロード」は筑波鉄道の廃線跡を茨城県などが約82億円をかけて、自転車道としたもの。

      ぜんまい仕掛け 列車型の新商品 鹿島臨海鉄道
            03年2月18日・茨城新聞
 鹿島臨海鉄道(本社大洗町)は大洗鹿島線のれっしょの形をしたマスコット「ぷるぷるトレイン・トリプルサッカー号」を売り出している。
 マスコットは、真っ赤な車体の側面にサッカーボールがデザインされた布製クッション(縦約6a、横約8a)。ぜんまい仕掛けで、平らな場所に置いて車体後部のリングを引くと前進する仕組み。キーホルダー→アクセサリーとしても使える。
 価格は1個5百円となっている。購入について詳しくは、同社総務課029(267)5200へ。

       真岡鉄道 SLキャラクター募集
            03年2月14日・茨城新聞
 真岡線SL運行協議会(福田武隼会長)は、真岡鉄道(下館市−栃木県真岡市)を週末に走るSLをかたどったキャラクターの愛称を、一般から募集している。
 キャラクターの作者は、栃木県市貝町在住の切り絵作家、須磨達(さとる)さん。C11を男の子、C12を女の子としてイメージし制作された。「SL振興に使って」と託されたという。
 応募方法は、はがきに2つのキャラクターの愛称と、愛称名を付けた理由、住所、氏名、年齢(学年)、職業(学校名)、電話番号を明記し、〒321ー4305栃木県真岡市荒町5203 芳賀地区広域行政センター内真岡線SL運行協議会事務局へ。
 応募は1枚につき1組のみだが、1人何枚でも応募可能。締めきりは月20日。問い合わせは同事務局0285(82)9151へ。
 応募作は審査して決定し、5月以降、ポスターやキャラクターグッズなどに活用する予定。

      明るく快適 新車両 真岡鉄道で試乗会
       03年1月19日・茨城新聞
 下館市から栃木県茂木町までを結ぶ第三セクター・真岡鉄道が今年から導入する新車両の試乗会が17日開かれ、沿線自治体の関係者ら53人が、これまでより広く明るくなった新車両の乗車を体験した。
 新車両導入は、三セク開業以来の15年ぶり。計画では、毎年2両ずつ更新して計12両にする。

  「茨城ヘルスロード」発表 マップ作製し普及へ 健康いばらき推進協議会
       03年1月1日・茨城新聞
 健康づくりのウォーキングや散歩などに適した道路として、県は31日までに、「いばらきヘルスロード」を公表した。指定したのは県内47市町村の70コースで、総延長は324.8q。今後、マップの作製や市町村の広報紙を通して普及させるとともに、「ヘルスロード」を利用したウォークラリーや健康教室の開催などを促す。

    低公害巡回バス導入へ実証実験 つくば 環境改善策探る
        03年1月15日・茨城新聞
 渋滞緩和や排ガスなどの環境改善を図るため、つくば市と国土交通省、関東鉄道が取り組んでいる「交通需要マネジメント(TDM)」の実証実験で、市は14日までに、低公害車を利用した実験を開始する意向を明らかにした。低公害車5台で、つくばエクスプレス(TX)の新駅と従来のバス路線を巡回するワンコイン(100円)バスの運行を開始する。関係機関と調整した上で、5月ごろに同省へ実験開始を心性、9月にも開始される見通しだ。

    100円巡回バス運行へ 石岡 駅中心に5ルート
        03年1月8日・茨城新聞
 石岡市は、交通不便地域対策と高齢者の利便性向上などを目的に、全コース100円(ワンコイン)の市内巡回バス導入の方針を決めた。巡回バスは石岡駅を中心に5路線で計画。運行業務は民間バス会社に委託する。新年度の4月から準備を進め、9月から第一次走行、2004年4月から1年間を第二次走行と位置づけ、この2年間を利用者の意見聴取や改善、導入効果検討の施行期間とし、05年度に本格導入となる。

     臨時列車を運行 ねんまつ年始大洗鹿島線 
        02年12月30日・茨城新聞
 鹿島臨海鉄道は年末年始にかけて、大洗鹿島線の鹿島神宮駅行き初詣で臨時列車を運行するとともに、各駅と同駅間の往復割引切符を売り出す。
 利用客にオリジナルカレンダーのプレゼントもある。往復割引きっぷは1月10日まで発売。割引率は21%。  

    常総線水海道駅 南北自由通路開通へ
        02年12月24日・茨城新聞
 水海道市が関東鉄道に委託して整備を進めてきた常総線水海道駅の南北自由通路が来年1月14日、開通する。市の中心市街地活性化基本計画に位置づけられた交通結節点改善事業。同駅を南北にまたぐ屋根付き歩道橋で、駅利用者や買い物客らの利便性向上が期待されている。

  機関車D51お化粧直し$戸・千波湖畔 「守る会」が大掃除
    02年12月26日・茨城新聞
 千波湖畔のシンボルとして市民に親しまれている実物展示の蒸気機関車「D51」が25日、市民団体・デゴイチを守る会(広瀬栄会長)のメンバーによって1年間の汚れやほこりが払われ、正月を前に黒光りする往年の勇姿を取り戻した。

   「勝田〜金上」切符で合格祈願 全中学3年生に贈る 勝田商議所
   02年12月18日・茨城新聞
 縁起のいい切符で希望の学校に入って欲しいと、ひたちなか市の勝田商工会議所は17日までに、茨城交通の協力で同交通湊鉄道線の勝田駅から金上駅の乗車券をお守り仕立てにした「縁起のlいい切符」を合格祈願の祈りを込めて、同会議所管内の6中学校の3年生1186人全員に配った。
 縁起のいい切符は、「勝田」という縁起のいい名前を町作りにつなげようと、昨年4月に発売した。切符は「勝田」から「金上」という縁起のいい名前づくしで、実際に乗車券として使うこともでき、評判は上々という。

       真岡鉄道に新車両 02年12月14日・茨城新聞
 下館市から栃木県茂木町までを結ぶ第三セクター真岡鉄道で、13日まで新車両(通称レールバス)の試運転が行われ,JR下館駅にお目見えした。車両は来年度から使用される予定。
 新車両は、従来より3b長い18b、定員も増え130人となる。製造元の富士重工がコトし、鉄道車両部門からの撤退を表明したため、同社最後の聖像車両に当たる。
 デザインは一般公募し、今年6月、671点の応募の中から、真岡市の会社員、芳士戸貢治さんのクラッシックなバッグをイメージした格子柄に決定。同鉄道では、「イメージよりちょっと明るい感じの仕上がり」としており、「色がスイカみたい」との評判も。

   沿線風景紹介したカレンダー100人に 鹿島臨海鉄道 02年12月12日・茨城新聞
 鹿島臨海鉄道は来年のオリジナルカレンダーを県内在住の希望者100人にプレゼントする。カレンダーは、大洗水族館アクア・ワールドの大水槽を表紙に、身との弘道館や潮来のあやめ祭り、大洗サンビーチ、カシマサッカースタジアムの熱狂、鹿島臨海工業地帯など、四季折々の県内施設の風景を写真で紹介している。希望者は17日までに電話で予約する。電話:029ー267−5200

  真岡線SLコンテスト 村山君に絵画大賞 「ギャラリー列車」も運行
    2002年11月28日・茨城新聞
 真岡線SL運行協議会は、真岡鉄道のSLを対象とした絵画と写真のコンテストを開き、入選者を決定、作品をSL運行美に客車内に展示した。
 絵画は沿線の幼稚園や小学校などから581点、写真は229点が集まった。
 フォトコンテストの優秀作品を展示する「SLギャラリー列車」は、30日、12月1日に運行される。

  ふれあい号で町民が交流 瓜連 上野と浅草を散策 2002年11月27日・茨城新聞
 列車の日帰り旅行を通して町民同士の交流を深めてもらおうと、瓜連町などはこのほど、「町民ふれあい号」を運行した。約260人が参加し、上野・浅草周辺を散策した。
 同列車は住民の親睦とJR水郡線の利用促進を目的に町などが主催、1996年から運行している。

    走る居酒屋で乾杯!日立電鉄に呑電日立号が登場 202年11月23日・茨城新聞
 呑電は鉄道事業の活性化を狙いに1998年に運行開始。冬の風物詩として親しまれている。生ビールから酎ハイ、日本酒、ウイスキーまでいずれも飲み放題というのが人気の秘密だ。
 運転日は水曜と金曜、午後6時11分に日立市の大甕駅を出発し、常陸太田市の常北太田駅まで田園地帯を走り、午後8時に大甕駅に戻る。今シーズンは来年4月11日まで運行する。料金は男性3千円、女性2千円。申込みは日立電鉄鉄道部(0294-52-5147)

   日立電鉄借り結婚披露宴 電車の中で門出祝う 2002年11月5日・茨城新聞
 常陸太田市出身で、神奈川県に住む鉄道ファンの男性会社員が4日、日立電鉄の人気列車「ビア電」を借り切ってユニークな結婚披露パーティーを開いた。
 日立電鉄がブライダル用に特別列車を走らせるのは、1927年の開業以来初めて。男性の要望に応えたもので、日立市の久慈浜駅ではケーキ入刀などの式典も行われた。
 列車は名付けて「ブライダルトレイン」。2両編成で、男性の汽車の旅仲間や友人約60人が乗車した。久慈浜駅で2人を乗せた列車は、常北太田−鮎川駅間を1往復。参列者は約2時間半、車内での祝宴を満喫した。

   SLカレンダー、真岡鉄道が販売 2002年10月19日・茨城新聞
 カレンダーは同鉄道がSL運行を記念して製作を始め、今年で9年目。日付にSLの運転日がマークされている。一部千円。沿線の各駅、車内などで発売。

映画やロケ誘致目指す FC推進室が発足
茨城新聞 2002年10月2日

 映画などの撮影支援やロケの誘致に向け、県企画部企画課内に1日、フィルムコミッション(FC)推進室が発足した。
 同推進室は映画、テレビドラマ撮影の県内の受け入れ窓口役を目指す。スタッフは室長1人と担当職員2人。県内でロケをする映画・テレビの制作スタッフ向けに撮影許認可手続きの協力、宿泊施設の紹介、エキストラの手配など便宜を図る。また、映像の制作会社に対し、県内の恵まれた撮影候補地を売り込む。

 県内の観光客 前年比5.5%増 霞ヶ浦周辺が最多
茨城新聞 2002年9月13日

 昨年度、茨城を訪れた観光客数は二千六百三十七万人に達し、前年と比べて百三十七万人、5・5%増えたことが、県観光物産課が十二日発表した観光客動態調査で分かった。
 上半期(昨年四―九月)は海水浴客が減少したため前年同期比五十二万人減となったが、九月に発生した米中枢同時テロの影響で観光客が海外旅行から国内旅行へ移行したため、下半期(十―今年三月)に同百八十九万人増えた。
 宿泊客は全体の12%に当たる三百十六万人となり前年より三十四万人減少したが、日帰り客が前年比で百七十一万人増えて二千三百二十一万人となるなど、旅行の「安・近・短」傾向がさらに強まったようだ。
 観光レクリエーション消費額は千五百八十九億円で前年比で十八億円の減少。
 地域別の入り込み観光客数は霞ケ浦周辺が19%と最も多く、次いで大洗・那珂湊海岸周辺が16%、水戸周辺が14%となった。
 利用交通機関は乗用車が86%、貸し切りバス、鉄道・定期バスがそれぞれ7%だった。
 同課は「下半期には筑波山やひたち海浜公園などへの観光客が増えており、公園などで自然を楽しむ人が増えているようだ」と話している。

茨城新聞 2002年9月6日付

ロケ推進組織設置へ 県撮影支援や誘致対応

 映画、テレビの撮影支援やロケを誘致するフィルムコミッションに積極的に取り組むため、県は五日、企画部内に推進組織を設置することを明らかにした。ロケセットなどを建設する際の許認可手続きへの協力やロケ地の本県誘致、宿泊施設のあっせん、エキストラの手配などについて総合的な窓口となる。ロケ誘致の効果について、橋本昌知事は本県のイメージアップと新たな地域資源の発掘、地元産業への経済効果などを見込んでいる。
 この問題は、同日の県議会代表質問で潮田龍雄氏(自民)の質問に橋本知事が答えた。
 県企画課によると、推進組織は撮影支援とロケの誘致について市町村と連携しながら取り組む。このうち、撮影支援については、映画製作会社やテレビ局がロケセットなど建物を建てる際、行政の許認可手続きに対して協力するほか、宿泊のあっせん、エキストラの手配、ロケ地に関する相談や案内に対応する。
 ロケの誘致については、たとえば時代劇の撮影に適した場所や東京に近いという利便性などを盛り込んだパンフレットを作製し、製作会社などに売り込む。
 本県ではこれまでも、伊奈町のワープステーション江戸や水海道市の坂野家住宅、水戸市の弘道館などで映画やテレビのロケが行われてきた。さらに先月からは、来年のNHK大河ドラマ「武蔵」のロケが県内各地で行われている。
 県内で数多くロケが行われるメリットについて、橋本知事は映像を通じて本県の自然や地域資源が県内外に情報発信され、本県のイメージアップが図られることや撮影スタッフの宿泊、資材の購入など、地元産業への直接的な経済効果を期待している。推進組織は来月、設置される見通し。
 フィルムコミッションについて推進組織があるのは都道府県レベルでは北海道、東京
、徳島、愛媛の四都県。このほか、二十六地域で地元観光協会などが取り組んでいる。
 第三回定例県議会は五日、代表質問を行われ、潮田氏と細田武司氏(民主・清新クラブ)が登壇し、県政全般にわたり執行部の見解をただした

 鹿嶋市 来月から市内循環バス 週3日、半年間試験運行
茨城新聞2002年9月6日

 鹿嶋市は10月から、同市の大野地区と同市街地を回る循環バスを運行する。公共交通機関が不足している同地区住民の交通の利便性の向上と、自家用車からバスに乗り換えることで、環境への付加の軽減を図る。来年3月末まで試験的に走らせて需要を調べ、来年度以降も継続するかを決める。 
(以下は要約) 停留所は約60ヵ所。1日4往復。運賃は100円から500円。低床バスを導入。関東鉄道に約350万円で委託。

◆もっとバス使って! 利用者減で呼び掛け 補助金増え、八郷町悲鳴

茨城新聞2002年8月29日

 八郷町が、主に町外の高校への通学者のために補助金を出して運行している代替バス利用者が激減している。マイカー送迎の家庭が増えた結果とみられるが、それに反比例して補助金の拠出が増えているため、このままでは財政的に厳しいとして、町は「もっとバス利用を」と、住民にチラシを配布するなどして、代替バスへの理解と協力を呼び掛けている。
 代替バスは、同町小見の町立恋瀬小学校前と美野里町のJR常磐線羽鳥駅を結ぶ十一・九`を運行している。同路線の定期バス廃止に伴い、通勤・通学の便を確保する必要から、町が関東鉄道に依頼して一九九五年四月にスタートした。
 赤字路線のため、運行事業費と運行収入の差額を町が補助。期間は町議会の議決により、当面二〇〇四年度までの十年間となっている。
 町総務課の調べでは、運行開始当初、一日平均の利用者数(四月分)は百三十人。以後四年間は百二十人以上を維持したものの、二〇〇〇年には百人を割った。減少は止まらず、昨年の一日平均は六十二人。七年間で52%も落ち込んだ。
 一方、町からの補助金拠出は七年間で六千六百万円余で、年平均九百五十万円。初年度五百十八万円だったものが、利用者減を反映して徐々に増加。九九年度には一千万円を突破し、昨年度は千三百万円と、七年前の二・五倍にも膨れ上がった。
 代替バス乗客の減少の一因とされるのは、定期券利用者の減少。七年前(四月)には六十二枚の定期券が発行されていたが、今年四月時点では二十六枚と半分以下。同路線の町立有明中学校から石岡、土浦、水戸方面の高校への進学者は、毎年五十人前後で、この数字は七年間ほとんど変わらない。このため定期券利用減少の背景には”マイカー送迎”の増加があると同課はみている。
 七月から同バスの経営形態が新たになり、経費節減効果として、町の補助金もいくぶんは軽減が見込める(同課)というが、根本的な解決にはほど遠い。「マイカーでの送迎に比べて負担感は否めないが、代替バスの利用を増やすには定期券の利用促進が不可欠」と、同課は地域住民に対し協力を訴えている。

 学校5日制で土曜日休み 交通規制見直し 鉄道、バス減数
            茨城新聞 2002年8月27日

 完全学校5日制の実施からまもなく5ヶ月。県警は21日までに、日曜休日のみ除外していた通学路の車両規制から、土曜日も除く方針を決めた。鉄道、バス各社の中には、土曜日の運転本数や編成両数を減らす会社も出てきている。 (以下略) 

本物そっくりだ!! 関東鉄道「レトロでGO!」発売 
         茨城新聞 2002年8月26日

 関東鉄道(本社土浦市、飯塚勲社長)は創立80周年を記念して、常総線で運転中の「レトロ列車」を模した玩具「関鉄レトロでGO!」を発売、現在予約を受け付けている。
 同社は昨年9月から、現行の「キハ100形」車両2両を昭和20〜30年代の常総筑波鉄道時代のボディーカラーだったクリーム色と紺色に塗装し、下館−水海道間で運行。「鉄道に愛着を持ってほしい」(同社)という願いを込め、80周年を機に創立日の9月3日に6000個限定で発売することにした。
 「レトロでGO」は2両編成の車両を左右に引き離すと、ゆっくりと連結して走り出す。同社は「本物そっくりの車両の機敏な動きを楽しんでもらえるはず」としている。
 関東鉄道各駅(無人駅を除く)で販売するほか、通信販売も行う。予約、販売の申し込みは
〒300-8555 土浦市真鍋1-10-8 関東鉄道鉄道部業務課 0298-22-3718へ。

御船祭@車でPR 大洗鹿島線に「鹿島神宮号」

 茨城新聞 2002年8月17日

 鹿島臨海鉄道は今月から、鹿島神宮で12年に一度行われる式年大祭・御船祭(おふねまつり)をPRする大洗鹿島線・鹿島神宮号を運行している。
 同号は「2002年9月2日」「東国最大の湖上の祭典」などの文字や竜頭の絵を車体両側にデザインし、鹿島神宮と御船祭をPRしている。
 現在、同線は19両のうち7両に鹿島アントラーズのマスコットや、アクアワールド大洗のマスコットをデザインした車体広告を掲示した列車を運行している。


真岡鉄道、駅構内に七夕飾り

 茨城新聞・2002年8月9日

 下館市岡芹の真岡線下館二高前駅でこのほど、羽黒婦人会や地元の折り紙愛好会、子供会、老人会などによる1ヶ月遅れの「七夕祭り」が開かれた。
 参加した約百人がが色とりどりの七夕飾りを同駅構内に立て、利用客の目を楽しませた。羽黒婦人会の沖村コト会長は「ことしで3年目だが、好評なのでこれからも続けていきたい」と話していた。

鹿島臨海鉄道、クリアファイルを作成、団体の子どもたちに贈呈
環境に優しい鉄道をPR

 茨城新聞・2002年8月2日

 鹿島臨海鉄道はこのほど、健康や環境をイメージしたクリアファイルを作成、大洗鹿島線を団体で利用した児童らにプレゼントする。また、主要駅の売店でファイルを販売し、益金の一部を環境保全の基金などに寄託する計画。
 ファイルは、子どもたちに健康や地球環境への理解を深め、環境に優しい乗り物といわれる鉄道に関心を持ってもらうのが狙い。のどの伊丹を鎮めるなどの効果があるカリンにちなみ、「鹿島」の「か」と「臨海」の「りん」を合わせて「健康ファイル・かりん」と名付けた。
 ファイルには、アクアワールド県大洗水族館と県立カシマサッカースタジアムの2施設をモチーフにした地球を中心に、大洗鹿島線が宇宙空間と地球を結ぶイメージで、「アクアワールド・大洗号」と「しかおのサッカー号」が描かれている。
 ファイルは、遠足などの校外学習で大洗鹿島線を利用した児童全員にプレゼントする。また、水戸、大洗、新鉾田の各駅売店で一部200円で販売。売り上げの25%を年間分まとめ、自然環境の保全活動などに役立ててもらう。詳しくは同鉄道営業促進室029(267)5200へ。

 真岡鉄道下館駅で、SL客にうちわ

茨城新聞・2002年7月25日

 25日から28日まで繰り広げられる「下館の祇園まつり」をPRしようと、下館市と市観光協会は25日から27日までの3日間、真岡線下館駅でSL乗客にオリジナルのうちわをプレゼントする。
 同駅午前10時36分発のSLがホームに入ってから発車するまでの間、祭りばんてん姿の市職員たちが乗客に配る。
 夏休み期間中は毎週木曜日から日曜日まで運行される。利用するには乗車券のほか整理券(中学生以上500円、小学生250円)が必要。

 茨城交通湊鉄道線 縁起のいい切符発売中
  茨城交通のHP、2002年7月21日

 縁起のいい切符、「縁起のいいまち〜縁起切符」、勝って(勝田)金上げ 商売繁盛!
 持てばお守り、使えば乗車券  発売価格:150円 茨城交通勝田駅・那珂湊駅で発売
 勝田商工会議所では勝田のよみがな「かつた」を大きな地域資源としてとらえ、ここに来れば(勝負ごとに)勝ったなど「縁起のいいまち」をコンセプトに、縁起(食)メニュー、縁起グッズ等の開発を行い、まちを愛する気持ちを創造しながら集客力を高め、広くまちの活性化を図ろうとしています。

 夏休み鉄道教室 日立電鉄が開催 参加親子を募集
   茨城新聞・2002年7月16日の記事。

 親子で鉄道に親しんでもらおうと、日立電鉄は今月28日と来月3日、夏休み親子鉄道教室を開く。特別列車で午前10時2分に大甕駅を出発し、常北太田経由で日立電鉄全線を巡り、午後3時に解散。災害時の対応や電車システムなども見学する。
 募集人員は各日30組。大人と小学生の親子同伴が条件。参加費用は小学生が2400円(昼食、記念品台など含む)、大人が1900円(昼食代含む)。申し込みは往復はがきで
 〒319-1221 日立市大みか町6-11-20 日立電鉄鉄道部「夏休み親子鉄道教室」係へ。先着順。問い合わせは同鉄道部0294(52)5147へ。

 300円で夏休み1日乗り放題 日立電鉄がフリー切符
   茨城新聞・2002年7月11日の記事

 日立電鉄は10日、日立電鉄全線(鮎川−常北太田、18.1`)を1日300円で自由に乗り降りできる子ども向け割引切符「夏休み特別フリー切符」を発売した。
 沿線には海水浴場やレジャープール、西山荘などの史跡があり、行楽や野外活動に気軽に電車を利用してもらおうと、今年から発売。運賃は通常のフリー乗車券(450円)に比べ33%割引になっている。発売期間は8月31日まで。
 切符のデザインは昆虫採集を題材にした山編と砂遊びを描いた海編の2種類。日立市みなと町のウェルサンピア日立とも提携、フリー切符を提示すると子どもたちに任期のレジャープールを100円んびきで利用できる。

 三セク鉄道 01年度は黒字4社 鹿島臨海、貨物増で転換
  茨城新聞、2002年7月14日

 国土交通省は12日、2001年度の第三セクター鉄道37社の経営成績(速報値)を発表した。経常収支が黒字の会社はこれまでで最も少ない4社だけで、残る33社は赤字だった。赤字会社の経常損失の総額は計約35億8700万円で、前年より約3%増加した。
 赤字会社のうち20社は前年より赤字額が増えており、今後も厳しい経営が続くとみられ、国交省は地元自治体を中心とした財政支援を求めている。
 01年度の単年度収支で黒字だったのは前年度より3社少ない4社で、北越急行8新潟)のほか、鹿島臨海鉄道(茨城)、伊勢鉄道(三重)、智頭急行(兵庫、岡山、鳥取)。特急列車の利用が好調な北越急行(9億9200万円)と智頭急行(5億4千万円)の2社の黒字幅が目立った。鹿島臨海鉄道は貨物の取り扱い増加で黒字に転じた。

 列車内で市長と懇談 「下館市民号」に400人
   茨城新聞、2002年7月9日 

 観劇を楽しみ、併せて列車内で市民が市政に対する疑問をぶつける「下館市民号」が5日行われ、東京都内の新橋演舞場で中村勘九郎、藤山直美さん主演の演劇「藤山寛美13回忌追善 桂春団治」を鑑賞した。
 市民号は今年で29回目。1000人を超す応募者の中から抽選で選ばれた400人と、市役所関係者の計約450人が参加し、特別列車で都内に向かった。
 車中では「車座フォーラム」を開き、中心市街地、福祉巡回バス、道路行政などの問題について参加者が質問。「市民号が今年限りではないかとうわさになっているが、続けてほしい」との質問に、市側は「財政が厳しいこともあり、来年は未定。今後よく考えて結論を出したい」などと答えた。 

 総運行距離最長の福祉バス 「家の前から乗る感覚」 つくば市
  茨城新聞、2002年7月5日

 つくば市が誇る日本一≠ヘ、誰でも乗れる無料の福祉循環バス。ほど市内全域を網羅する11路線の総運行距離は430`に上り、自治体が実施する福祉バスの中では、最も距離が長いという。今年4月には、市民が名付け親になった「のりのりバス」という愛称が加わったほか、市内の小中学生によるデザインをバス全面にまとってリニューアル。確実に市民の足≠ニして定着しつつある。

 龍ヶ崎市で来月からコミュニティーバス運行
  茨城新聞、2002年6月29日

 龍ケ崎市は来月一日から、「龍・ゆうバス」と名付けたコミュニティーバスの運行を開始する。既存の公共交通機関を補完する形で運行し、一回百円の運賃で市内を自由に移動できる。コミュニティーバス運行に合わせて、市は関東鉄道(本社土浦市)の路線バスについて市内での乗、降車に限り、上限二百円の運賃で利用できる「昼間割引社会実験」をスタートさせる。
 コミュニティーバスの運行は、二年前に設立した「市都市交通マスタープラン策定委員会」が中心となり、将来の交通体系構築を検討する中で、市民の利便な足となる地域間交通網の具体的な施策として計画された。
 運行ルートは、旧市街地の関東鉄道竜ケ崎駅を出発し、ニュータウンの大通りを一周する循環(内回り、外回り)ルートと、これまでの福祉バスを廃止、拡大した佐貫・北竜台方面のAルート、龍ケ岡・長戸方面のBルート、北文間・大宮方面のCルートの計四経路。
 一日の運行数は循環ルートが九本、他の三ルートは六本。運行時間は午前七時台から午後六時半ごろまでで、運賃は一回の乗車につき百円。障害者とその介護者は五十円。未就学時は無料。
 座席十六席、二十七人乗りの循環バス二台は外国製で、燃料は自然環境に配慮した圧縮天然ガス。実際の運行業務は関東鉄道、三ルートについては別な民間のレンタカー会社に業務委託した。
 一方、関東鉄道の協力で導入する昼間割引社会実験の試みは、地域が一体となりマイカーから公共交通への転換を促進させ、住み良い地球環境をつくるのが狙い。
 運賃の割引時間帯は、始発地の発車時刻が午前八時から午後五時まで。初乗り運賃は百六十円。市内の移動であれば、どこへ行っても上限二百円の運賃で利用できる。
 これにより関東鉄道は年間約一千万円の減収になるといい、その一部補てんとして市は年間三百五十万円(本年度は二百六十万円)を限度に補助金を支出することにしている。

 まちおこしを支える道 無料の笠間観光バス、官民協力で好調発進
   茨城新聞、2002年6月27日

 JR友部駅と笠間市内の観光ポイントを結ぶレトロバスが、観光地・笠間の新たなシンボルとなりつつある。乗車無料、1日8便、月曜日を除く毎日運行という使いやすさ。昨年11月の運行開始から7ヶ月間で約1万6千6百人の利用者を記録した。バスを5年間のリース契約で購入。長期で取り組む事業となっている。また、運行にかかわる経費(年間約950万円)を笠間市ほか主要観光ポイント事業者が負担するのも大きな特徴。道路ネットワークを生かす官民協力型のまちおこし事業としても注目される。

 走る居酒屋「ビア電日立号
  朝日新聞 2002年6月8日

 初夏の風物詩として定着した、走る居酒屋「ビア電日立号」が、今年も7日夕から走り始めた。日立電鉄(日立市)が98年から特別ダイヤで運行している。この日の運行に先立ち、6日には招待特別列車が招待客約70人を乗せ、ビールや日本酒で乾杯した。
 ビア電日立号は、大甕駅から鮎川駅に行き、一度大甕駅に戻って今度は常北太田駅に行って大甕駅に再び戻る35`余りを走る。9月27日までの水曜日と金曜日運行で、7月20日からは、木曜日も加わる。男性3千円、女性2千円で飲み放題。 問い合わせは、日立電鉄鉄道部(0294・52・5147)

 チョロQ第2弾、新旧2種のバス、懐かしのボンネット式も出ました 日立電鉄
   朝日新聞 2002年5月29日

 日立電鉄バス(本社日立市)は、ボンネットタイプのバスをモデルにしたオリジナルの人気玩具「チョロQ」第2弾として、「貸し切りボンネットバス&高速バス」を発売。1セット1200円で、同社など10ヵ所で扱っている。
 貸し切りボンネットバスは、62年(昭和37年)まで走っていた。高速バスは現在も使われている。チョロQは2台とも長さ4.5a、幅2.5a。ゼンマイ仕掛けで前に進む。
 発売数は、6000セット。日立電鉄バスの各営業所や日本旅行センターなどで発売しており、通信販売でも受け付けている。 問い合わせは同電鉄バス(0294・22・2168)へ。

 よみがえる廃線跡、「自転車道」へ転換 筑波鉄道
   茨城新聞、2002年5月25日 

 土浦市と岩瀬町を結んでいた筑波鉄道の廃線跡を利用した「筑波自転車道」(愛称・つくばりんりんロード)。延長約40`に及ぶ全国有数のサイクリングロードとして整備され、25日に全線開通を記念しいたイベントが各地で開かれる。沿線住民の足として利用されてきた筑波鉄道の廃止当時の思い出の風景をたどった。
 筑波鉄道は1918年(大正7年)に開業した。筑波山への観光や地元住民の公共交通機関として重要な役割を果たしてきたが、マイカー普及に伴い利用者が減少し、87年3月に廃止された。その後、地元では廃線跡を利用しようと6市町村が「筑波鉄道廃止問題協議会」を設立し、サイクリングロードへの転換を要望。91年度から整備に着手。計11年間の事業期間をかけ、約80億7千万円の事業費を投じて完成した。
 サイクリングロードを走ると、所々に列車が走っていた当時を思い起こさせる駅のホームなどが今でも残されている。旧筑波駅(つくば市)はそのままバスターミナルとして利用され、旧新土浦駅(土浦市)はプラットホームが残る。廃止された鉄道跡巡りも市民の間でブームになっており、サイクリングをしながら廃線跡をたどる旅も楽しめそうだ。

 チョロQ「アクアワールド・大洗号」発売、鹿島臨海鉄道
  茨城新聞、2002年6月4日

 かわいいイルカなどが描かれた大洗鹿島線のチョロQ「アクアワールド・大洗号」が発売された。
 このチョロQは、チョロQ「しかおのサッカー号」、くるっぴー「サッカー号」に続く鹿島臨海鉄道シリーズ第3弾。沿線の駅の売店などで取り扱っており、定価1200円。
 今回は、大洗町に今年3月オープンし、わずか2ヶ月で入館者50万人を達成した人気のアクアワールド県大洗水族館の協力で実現。ワールドカップ盛り上げに続き、同水族館をPRし、沿線にサッカーと水族館のまちを持つ路線を強くPRする狙い。

くるっぴー「サッカー号」 鹿島臨海鉄道が駅売り・通販でくるっぴー『サッカー号
 茨城新聞、5月27日

ワールドカップ(W杯)開催で盛り上がる中、鹿島臨海鉄道は「くるっぴー『サッカー号』大洗鹿島線」を発売した。昨年七月に発売したJリーグライセンス商品「チョロQしかおのサッカー号大洗鹿島線」の第二弾で、サッカーファンや子供たちの土産として発売し、W杯を盛り上げる。
 くるっぴーは、ぜんまいで動く鉄道玩具。ケースを開いてくるっぴーを乗せて動かすと、落ちそうになるとくるっと方向転換し、狭いケースの上を自由に動き回る。
 車体は大洗鹿島線の6000形車両をモデルにし、サッカーを象徴して6011号車とし、真っ赤な車体に青空に向けて力強くキックされたサッカーボールが描かれている。車体の大きさは長さ約六a、高さ約五a、幅約三・五aの手のひらサイズ。
 前回のチョロQは、限定七千個の販売で、全国から注文が殺到し、わずか四カ月で売り切れる人気。今回は、大勢の人に親しんでもらおうと、沿線や通信販売で販売する。定価は八百円(税込み)。
 大洗鹿島線の大洗、新鉾田の各駅と水戸駅の各売店など七カ所で販売。通信販売も受け付ける。問い合わせ、通信販売の申し込みなどは鹿島臨海鉄道電話029(267)5200へ。

 ボンネット型チョロQ発売、日立電鉄バス
  茨城新聞、2002年5月22日

 日立電鉄バス(本社日立市)はこのほど、1962年当時の貸し切りボンネットバスと現在運行中の高速バスのチョロQを発売した。
 価格は2台1組で1200円。6000セットの限定販売。ボンネットタイプのチョロQは昨年7月に路線バスを売り出し、たちまち完売。今回の貸し切りバスも任期を集めそうだ。
 日立電鉄バスの営業所や日立電鉄の旅行センターなどで販売、通信販売も行っている。問い合わせは日立電鉄バスрO294(22)2168へ。

 GW中、町内に循環バス利用を 大洗町、鹿島臨海鉄道 
  茨城新聞、2002年4月29日

ゴールデンウイーク期間中、海は水族館などへの行楽客の増加が予想される中、大洗町や鹿島臨海鉄道は、町が運行している町内循環バス「海遊号」の利用を呼び掛けている。
 海遊号は3月、同町磯浜町のアクアワールド県大洗水族館のオープンとともに運行を開始。車体には楽しい魚のイラストが描かれ、1日9便、大洗鹿島線大洗駅からアクアワールド、そして町内中心部を通って、大洗駅に戻っている。
 運賃は大人百円、kどもが50円と低く設定されていて、1日フリー乗車券も大人200円、子供100円で何度でも乗り降りできる。
 大洗マリンタワーや幕末と明治の博物館、ゆっくら健康館が特別料金となるほか、大洗わくわく科学館の特別サービス、曲松、永松、髭釜商店街のプレゼントなどの特典もある。

 関東鉄道 赤字13路線を分社化 石岡本社と柿岡営業所
  茨城新聞、2002年4月16日

 関東鉄道(本社土浦市、堀秀次社長)は乗合バスの輸送人員減少に歯止めがかからないため、石岡市内や八郷町内の赤字13路線を6月中旬に新会社「関鉄グリーンバス」(本社石岡市、小沼英明社長)へ移管する。人件費圧縮による収支改善が狙い。
 同社によると、分社化するのは石岡本社営業所と柿岡営業所。JR石岡駅から中貫を経てJR土浦駅に至る路線や、柿岡車庫からJR石岡駅に至る路線など13路線を新会社で運行する。ダイヤの変更はない。
 新会社は資本金3千万円。従業員36人。事務系社員を除く運転士30人は新規採用する。従来、同路線を担当していた運転士32人は近隣の営業所へ異動。同路線の人件費を初任給レベルとすることで、人件費比率を圧縮する。
 同社の乗合バス輸送人員は1969(昭和44)年度の約7800万人をピークに年々減少、99年度には約2400万人に減った。このため昨年6月、赤字17路線を新会社2社とグループ1社に移管している。
 同社は分社化に伴い運転士を募集している。

ひたち海浜公園に周遊チケット 鉄道、バス、入園料、乗り物券
 茨城新聞、2002年4月2日

 国営ひたち海浜公園とひたちなか市、茨城交通那珂湊駅は一日から、同公園や同市阿字ケ浦海岸などを巡る周遊コース「海浜公園・阿字ケ浦潮風ウオーキング」を設定、バスや鉄道、同公園入園料や園内乗り物券をセットにした周遊チケットの発売を開始した。阿字ケ浦地区の観光振興、茨城交通湊鉄道線(湊線)や同公園の利用促進が目的で、関係者は「最近にない画期的なチケット。より多くの人に利用してほしい」と期待している。 
 周遊コースは、JR勝田駅が発着点。茨城交通バスで同公園に向かい、園内を巡る。その後、阿字ケ浦海岸を経由し阿字ケ浦駅または磯崎駅までウオーキングを楽しむ。いずれかの駅から湊線でJR勝田駅に戻る。
 同公園内では、スイセンやチューリップなどが咲く花畑やプレジャーガーデンで大観覧車などのアトラクションが楽しめる。また、本県を代表する阿字ケ浦海岸の眺めや磯崎駅周辺の神社や灯台なども見所。
 周遊チケットはJR勝田駅窓口で発売。期間は六月三十日まで。通常の運賃や入園料を合計すると大人で二千五百六十円となる価格を千六百円と設定した。中学生は千三百円、小学生千円。チケット提示で、コース内の阿字ケ浦温泉「のぞみ」の入湯料やホテルニュー白亜紀のコーヒーの割引特典が受けられる。
 問い合わせは、茨城交通那珂湊駅電話029(262)2361へ。

 石岡市が公共交通研究会
   朝日新聞・2002年3月20日

 石岡市は19日の市議会で、近く庁内に「新公共交通システム研究会」をつくって交通行政を見直すことを明らかにした。市では、バス路線廃止や朝夕1本だけの運行などの地区が多くなっている。さらに、道路運送法の改正で民間バス路線の撤退や運行数減が一段と進むと思われることから、自治体の「公共の足」確保の役割が強まると判断した。
 市は現在、民間バス路線の三村・大原〜医師会病院間の運行に年間約2500万円を負担している。また、年約1100万円をかけて、市内4地区と総合福祉施設「ふれあいの里」を結ぶ巡回バスを走らせている。
 しかし、道路運送法改正でバス路線の撤退が半年前の届け出で出来るようになり、今後、巡回バス、コミュニティーバス、福祉バスなどに対する市民要望が強まると見ている。
 研究会は関係課長ら職員12人で構成し、JR石岡駅を中心とした新交通システムづくりなどを検討する。秋に報告をまとめ、03年度予算案に反映させる方針だ。

県、バス対策協を設置 廃止路線の代替策探る
 茨城新聞・2001年5月21日

バス事業の規制緩和により、競争力のない地方路線が廃止の危機に直面しそうなことから、県は十九日までにバス事業者などと「県バス対策地域協議会」を設け、対応に乗り出した。住民の足を守るため、路線廃止予定の一年前に事業者の申し出を受け、地元との調整、代替手段を探る。廃止の申し出が始まる八月をめどに運営要領などを整える方針。
 規制緩和を盛り込んだ改正道路運送法は来年二月にスタート。バス事業者の新規参入が現行の「免許制」から一定の資格要件を満たせば参入できる「許可制」になり、路線の休廃止も「許可制」から「事前届け出制」に変わり、原則として自由化される。
  これまで需給調整規制を前提としてきた路線バスは運賃規制の緩和などで競争原理が導入される。市街地路線では各社の競争で運賃の値下げや増便などのメリットが生まれる見通しだが、一方で採算面だけで過疎地などの赤字路線が「整理」される可能性もある。
 県企画課によると、この規制緩和で赤字路線に対する行政の支援システムも転換。国の補助金は「幹線、広域的な路線に限定」され、それ以外の路線への補助は県や市町村が中心。補助は路線ごとに検討することになるなど、対策の比重は地方に移る。
 県バス対策地域協議会(事務局・県企画課)は、地域の実情に合わせた方策を探ろうと、県と市町村、国土交通省、県内バス事業者が共同で設置した。同課は「住民のニーズに合った生活交通の在り方を探る場としたい」としている。
 県内の路線は千百四十八系統(一九九九年度)。県内のバス乗客数は一日に約十六万二千人(九九年度)。ピーク時(六九年)の六十四万人の四分の一。路線バスの赤字はマイカー普及による乗客減が要因。
 茨城交通(本社水戸市)は約二百九十系統(二〇〇〇年度)のうち、半数を超える百五十二路線が赤字となっている。