存続問題の現況
○ 三重県と沿線自治体が「近鉄北勢線問題勉強会」を2000年8月に設置し、検討開始。議事録なし。
○ 近鉄は2002年3月31日での廃止を決定。
○ 沿線の1市8町(桑名・員弁広域連合)が支援を決定。三岐鉄道に運行を委託する。
○ 11年間で68億円必要なので、三重県に13億円の負担を要望している。三重県の回答は8月中に出され る見通し。
存続運動は
○ 北勢軽便鉄道をよみがえられる会が三重県に公開質問状を出す。回答あり。
○ 2002年6月1日に、阿下喜駅を残す会が桑名・員弁連合に「公開質問状」を出す。
○ 6月15,16日の北勢町のあじさい祭り会場から、阿下喜駅までシャトル便を運行。「阿下喜駅を残す会」 が模型「ホクさん」を出す。「ホクさんコーナー」で、「知事へのメッセージ&署名」をし約900人にしてもらう。 北勢町の議長・副議長・総務委員長と一緒に、知事に届けに行った(6月26日)
○ 6月、北勢町議会が「北勢線の存続が必要である」との請願を議決。
○ 6月29日、未来へ走ろう北勢線!公開討論会≠開催。桑名市で。
主催:北勢軽便鉄道をよみがえられる会 共催:全国鉄道利用者会議
後援:桑名市・桑名市教育委員会・桑名市議会リベラル研究会・桑名市フォーラム新世紀
桑名市PTA連合会・桑名市商工会議所
○ 7月8日夜、阿下喜で北勢線説明会≠開催
○ 7月27、28日の阿下喜の八幡祭に、「阿下喜駅を残す会」が出場。ミニ電ホクさんを運行し、祭りを盛り 上げ、北勢線問題を訴える
○ 阿下喜駅を残す会が、「北勢町阿下喜地区の観光活性化案」を発表。「温泉と軽便鉄道の北勢町阿下喜
○ 阿下喜駅を残す会が、「北勢軽便鉄道博物館(仮称)」の企画を発表。
北勢線の存続決定と、これからのお願い… (8月28日のメールより)
西桑名〜阿下喜を結ぶ20.4キロのナローゲージ路線「近鉄・北勢線」が、来年の春に廃止されることになり地元では存続について様々な活動が行政と市民グループによって行われてきました。その結果、ようやく三重県側からも鉄道存続で合意という結論がだされました。存続が決定しました北勢線は、となりを走る三岐鉄道の路線として運行が続けられる運びとなります。
しかし、存続が決定したとは言え、苦しい状況は変わらないのも事実です。これから、より良く地元の貴重な交通機関を残すべく“市民鉄道”として今後とも運行が続けられますよう、行政と三岐鉄道鰍ノ、我々地元市民グループが協力し、長く愛される“北勢線”をめざして努力していきます。今後とも鉄道を愛する多くの人々の温かいご支援・ご協力を頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、最近になりまして一部の心無い鉄道マニアからはインターネット環境を使用した悪質な鉄道存続不定論、または“議論のための議論を誘発”するような行為が見られ、我々のような地元市民グループ。また地元行政もたいへん遺憾に思う事態となっております。今回の私達
からの主張に対しまして、後から心無い鉄道マニアからの反論や誹謗中傷などが、インターネット環境を通して見られるかと思いますが、どちらの意見を信じるのかは、皆様の自由です。が、鉄道を愛する皆様の良心ある判断を、期待します。
たしかに、言論の自由とは言え、このような沿線住民を困らせる行為には、残念に思う次第であります。どうか、より多くの鉄道を愛する善良なレールファンの皆様は、このような方々に惑わされぬよう、北勢線の末永い運行に関しまして建設的で有効なご意見・ご要望を下さいますよう、切に願い申し上げます。
【北勢線沿線市民サポーターグループ】
・阿下喜駅を残す会
http://www2.cty-net.ne.jp/~sata05/index.htm
・北勢軽便鉄道をよみがえらせる会(NPO団体)
代表:成田 正人 masando@mie.email.ne.jp
============================================