8月3日に 「まちづくり市民号」を運行、参加者募集中!

 7月3日に正式に発表されました。募集チラシの内容を紹介します。
輝け!参宮線、いつまでも…カシテツ 参加者募集中! まちづくり市民号
★ 8月3日(土)運行
 今、岐路に立たされている鹿島鉄道。地域の鉄道は地域で守る、と同時に、郷愁漂う鹿島鉄道の魅力に触れて下さい。
 イベント(鉾田駅):駅舎見学(関東の駅100選)、駅構内で開催中の「鹿島鉄道ギャラリー」の見学
             名物「たい焼き」の特別販売、記念乗車券の特別販売
 イベント(車内):石岡市長との懇談(予定)
★運行ダイヤ
 往路: 石岡16:44発→ 石岡南台16:47発→ 東田中16:49発→ 鉾田17:53着
 復路: 鉾田18:45発→ 東田中19:47着→ 石岡南台19:50着→ 石岡19:52着
   石岡南台・東田中で乗車可
  *発車の5分前にはそれぞれの駅にお集まり下さい。石岡駅から乗車される方は,JR改札からお    入り下さい。
★参加費用: 大人3,000円 小人2,000円(運賃、軽飲食、保険等)
★募集定員: 150名
★申し込み方法(どちらでもどうぞ)
 @申し込み用紙に記入し、参加費用を添えて、石岡市「まちかど情報センター」へ
 A郵便振替口座
   口座番号:00110−1−24458 宛先:まちづくり市民会議
    通信欄に、参加人数(大人○名等)、乗車駅(石岡、石岡南台、東田中から選択)を明記
★お問い合わせ先: 石岡市「まちかど情報センター」、0299−27−5171
★主催: NPO法人「まちづくり市民会議」
  後援: 石岡商工会議所、石岡市中町商店街振興組合、石岡市商店会連合会
  協力: 鹿島鉄道(株)

  氏  名 年齢    住    所  電話  乗車駅
         
         
         
         

7月3日から 常陸小川駅に七夕飾り

 鉾田駅に続いて常陸小川駅にも設置されました。小川高校の生徒会がインタハイ(全国高校総体)茨城大会の宣伝もかねて、設置したものです。同校生徒会は「鹿島鉄道を守る」ために沿線の自治体への陳情書提出、沿線生徒会への協力呼び掛けなどをしています。竹を2本立てて、記入用の短冊を用意しています。

  

6月29日から 鉾田駅に七夕飾り

 写真のような七夕飾りが、関鉄レールファンCLJBによって鉾田駅に設置されました。竹を3本立てて、短冊をつるすだけの素朴なものですが、駅に来た人に書いてもらえるように短冊とペンと糸を用意しています。けっこう、高校生が願いを書いて飾っていきます。

  

7月31日まで 鉾田駅ステーションギャラリーで
写真展「鹿島鉄道〜私の好きな風景」開催中

 関鉄レールファンCLJBが主催し、6月2日(日)〜7月31日(水)の予定で、写真40点を展示中です。9時から17時まで期間中無休。来場者にはオリジナル入場券がプレゼントされます。土日には関鉄レールファンCLJB会長の十文字義之氏が案内してくれます。

  

6月17日 支援の是非を問う全世帯アンケート始まる

 受取人払いのハガキによるアンケート方式です。全世帯に用紙を配り始めました。以下はアンケートの内容です。

 鹿島鉄道は、利用者の減少に加え、貨物輸送がなくなったことなどの理由から収入が減少し、赤字経営が続いています。このままでは私達の足として定着しているこの鉄道がなくなる恐れもあり、鹿島鉄道の沿線市町村では、昨年12月に「鹿島鉄道対策協議会」を設立し、対応策を協議しているところです。
 そこで、今回、沿線市町村にお住まいの住民の皆様にアンケート調査を実施することになりました。ご協力をお願いします。
性別  @男  A女
年齢  @10歳代 A20歳代 B30歳代 C40歳代 D50歳代 E60歳代 F70歳以上
設問1 現在、鹿島鉄道をどれくらい利用していますか?
     @ほぼ毎日 A週に1回 B着きに1回 C年に数回 D利用していない
設問2 鹿島鉄道の存続を望みますか?
     @望む A他の交通手段(バスなど)があればいらない Bどちらでもよい 
     C望まない (路線バスの代替運行に移行した場合、かなりの赤字になることが予        想され、同じく廃止に伴う財政支援などの課題となる可能性があります。)
設問3 鹿島鉄道を存続させるためには、5年間で2億円程度の財政的支援を沿線の自治    体が行わなければなりません。自治体が財政的支援を行うべきだと思いますか?
     @はい Aいいえ Bどちらでもよい
 *ご協力ありがとうございました。ご意見がアル場合には、はがきの一番下の空欄に記入  して下さい。
  〆切  平成14年7月10日  参考
 全国区の民間鉄道の支援例としては、次のようなものがあります。
 上毛電鉄上毛線、上信電鉄上信線(群馬県)は、県・市町村による欠損補助を受け、運行しています。また、加越能鉄道万葉線(富山県)は、県・市町村から補助を受けていましたが、平成14年度から第3セクター化により運行を開始しました。
 筑波鉄道筑波線(茨城県)は、昭和62年3月、下北交通大畑線(青森県)は平成13年3月にそれぞれ廃線となり、現在はバスによる代替輸送を行っています。

6月8日 小川高校の文化祭で「鹿島鉄道」展示

  

 茨城新聞、6月5日付けの記事でも予告として紹介されました。小川高校生徒会は鹿島鉄道の存続のために沿線の生徒会に「公的支援を求める陳情書」の提出を働きかけるなどしています。(詳しくは小川高校のホームページ(http://www.ogawa-h.ed.jp)に紹介されています。
 6月8日(土)の文化祭の中で、「鹿島鉄道」の展示を行いました。「80年・鹿島鉄道物語」という題で、キハ714の実物大模型の作成(中にも入れました)、年表・沿線マップ、同校生徒へのアンケート結果、ヘッドマークの作成(6つ)、写真展示、パンフレットの作成、キャラクター「かしてつくん」のシール配布など、盛りだくさんでした。その時の様子が同校のHPに紹介されています。

6月5日 「市民号」の運行を計画 存続へ一役
  駅舎見学や記念券 石岡NPO市民会議

茨城新聞、6月5日付けの記事です

 石岡市のNPO法人「まちづくり市民会議」(島田哲理事長)は、厳しい経営状況にある鹿島鉄道の存続運動の一環として、同鉄道で「まちづくり市民号」運行を計画している。同市民会議は3日、横田凱夫市長に企画書を手渡し、同計画への賛同と後援、市長の参加を要請した。横田市長は、沿線五市町村でつくる鹿島鉄道対策協議会の会長の立場もあるとして即答を避けた。(以上、リード文)
 企画書によると「市民号」運行は8月3日を予定。3両編成で運行区間は石岡−鉾田往復。午後4時40分石岡駅発、石岡南台、東田中両駅に停車し、鉾田駅まで所要時間は1時間。復路は午後6時40分鉾田駅発。参加費用は、往復運賃や飲食費用などで大人3千5百円以下、小人2千円以下としている。
 関連イベントは「関東の駅100選」に選ばれている鉾田駅舎見学や記念乗車券販売など、定員は2百人で、チラシなどを作り募集する。鹿島鉄道側とは既に実施についての協議に入り、大筋で同意を得ているという。
 同市民会議は鹿島鉄道の公共交通機関としての役割と実績を重視。同時に「地域の鉄道は地域で守る」という理念の下、沿線住民が一体となり存続に向けて動きだす必要性を訴え、「まちづくり市民号をその第一歩にしたい」と話している。 

6月3日 対策協の第3回会合 全世帯に支援是非アンケート

茨城新聞、6月4日付けの記事です

 鹿島鉄道の沿線五市町村でつくる鹿島鉄道対策協議会の第三回会合が三日、石岡市役所で開かれ、今月中にも2回目の住民アンケートを全世帯を対象に実施。その結果をみて協議会としての具体的支援方針を決める、とする事業計画を決定した。支援方針が決まるのは八月以降になる見通し。また、空席になっていた会長に、横田凱夫石岡市長を選出した。(以上、リード文)
 同協議会事務局の説明によると、アンケートの設問は@鹿島鉄道を利用しているかA鹿島鉄道の存続を望むかB存続のために自治体が財政支援を行うべきか−の三項目。それぞれ番号で回答を選ぶ。参考として、全国の民間鉄道の支援例をいくつか挙げている。
 石岡、玉里、小川、玉造、鉾田の沿線五市町村の全世帯が対象で、合計四万枚を配布。配布および回収方法については各自治体に任せる。締切は七月十日。
 同協議会は前回、沿線の利用者を中心にアンケート調査を実施。85%が存続を望み、行政の財政支援にもほぼ7割が同意という結果が出ている。
 今回のアンケートは利用者に限定せず、対象を五市町村の全世帯に拡大し、鹿島鉄道の存続問題で住民の意向を問う。
 アンケートの集計結果と、それを受けた支援ケースについては、7月の第四回協議会で事務局から提示される。各自治体が検討を加え、八月に予定している協議会で結論が出される。