2006年12月15日 茨城新聞

知事定例記者会見における発言要旨
2006年12月14日

○鹿島鉄道の存続問題について


読売(幹事社):鹿島鉄道なのですが、とりあえず公募を締め切られて、新しい事業方法に2つの団体が名乗りを上げているようなのですが、そのあたりの現状をお願いします。

知事:この2つの団体については、今週いっぱい、応募書類の精査を行ないまして、17日、日曜日にはこれら応募事業者によるプレゼンテーションをやっていただき、それぞれどういう思いで事業を引き受けようとしているのか、あるいはまた、将来の見通しなどについてお話を聞かせてもらうことになっております。
 その後、18日から24日にかけまして、応募事業者のプレゼンテーションの内容を踏まえて検討を行い、4市、それから、県による最終調整を進めていきたいと思っております。24日までには方向を決めていきたいと思っております。

読売(幹事社):この名乗りを上げた2団体なのですが、いずれも、今の時点では既に鉄道事業を展開しているというわけではないのですが、ノウハウの面などからいって不安などは県としては感じられておられますでしょうか。

知事:それはこれからプレゼンテーションを聞いてみないとわからない面もあります。鹿島鉄道存続再生ネットワークでは、運行を岡山電気軌道鰍ノ委託するということを言っておりますので、ここは経験といった面でもあるわけでありまして、初めてということにはならないと思います。
 また、もう一つの(有)トラベル・プランニング・オフィスにつきましては、どういうふうに(事業を)やっていかれるのか、まだ詳しいことは聞いておりませんが、現在の運行に当たっている人たちなども活用していくのかどうか、そういった細かい点について聞いてみないと判断できない状況にあります。