この資料は,県政記者クラブとの定例記者会見での発言内容を要約したものです。
NHK(幹事社):鹿島鉄道についてですが、県としては今後どのように対応されるのかということと、また、茨城交通の湊線も廃止の議論が起きてきていますが、今後、県として、地域の公共交通に対してどのような対応をとっていかれるのか、それをお伺いしたいと思います。
知事:鹿島鉄道については、今、事務的にいろいろ協議を続けているところですが、存続という方向に向けていい結果が出るのかどうかということについては、状況的にはなかなか厳しいものがございます。11月19日に会合を開きまして、鹿島鉄道さんのほうから地方公共団体側の提案に対する回答をいただいた上で、どういう対応策がとれるのかということを改めて議論すると聞いているところであります。
地元の自治体などからも、負担が大変重いということについて危惧をしている声を聞いておりますが、私どもとしては、これから鹿島鉄道として前向きに取り組んでもらえるのであれば精いっぱい努力(支援)をしていきたいと思っております。いずれにしても、11月19日の会合の結果を待ちたいと思っています。
それから、茨城交通のほうについては、今、主として市のほうが中心になっていろいろなことを進めておりまして、私どもとしては、ほかの路線と違って何とか継続する方向へ行けるのではないかと期待しているところであります。