2007年4月2日 讀賣新聞
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石岡駅西口の停留所では、午前6時40分の始発バスの発車前に、バスを運行する関鉄グリーンバスの鈴木信男社長が「安全で快適な運行をしていきましょう」と乗務員を激励した。その後、同社石岡営業所長から運転手に花束が渡された。日曜とあって乗客はまばらだったが、鈴木社長は「高校生の通学が始まってからが勝負。鹿島鉄道利用者のうち、どれだけの人にバスを使ってもらえるか。利用者の利便性を考えたい」と話していた。
代替バスは、鉄道沿線に計63の停留所を設置した。鉄道各駅付近に加え、新たに集落ごとに停留所を設けている。しかし、3月に行われた代替バス運行計画などの説明会では沿線住民から「朝の混雑時に乗りきれない人が出るのでは」などという不安の声も出ている。
同社では、しばらくの間石岡駅の停留所に「鹿島鉄道代替バス」という看板を掲げ、運行の周知に努めるという。